納得できなかったから、浪人を選んだ
自分が浪人を選んだ理由はシンプルで、結果に納得できなかったからだった。
「もう1年頑張ればどうにかなるかもしれない」
「このまま進学して後悔したくない」
そんな気持ちが強く、浪人という選択をした。
正直、浪人は怖かった。
もう一度同じように失敗するかもしれないし、周りが先に進んでいく中で、自分だけが足踏みする不安もあった。
それでも、「納得できないまま次に進むよりはいい」と思い、覚悟を決めた。
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大手塾の寮生活という環境
浪人中は、大手塾の寮に入って生活していた。
1日の流れはほぼ決まっていて、
• 日中は授業
• 夜は自室で自習
という生活だった。
強制力のある環境だったので、サボろうと思っても簡単にはサボれない。
この点は、浪人生活を続ける上でかなり助けになったと思う。
一方で、自由が少ない生活でもあった。
常に「勉強するのが当たり前」の空気があり、息抜きの仕方が分からない時もあった。
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一番きつかったのは「人間関係」と「不安」
浪人生活で一番きつかったのは、勉強そのものよりも人間関係とメンタル面だった。
自分はもともとコミュニケーションが得意ではなく、
寮生活でも友達がなかなかできなかった。
周りが楽しそうに話している中で、
自分だけ一人でいる時間が続くと、気持ち的にかなりしんどくなる。
さらに追い打ちをかけるように、夜になると不安が強くなった。
「また落ちたらどうしよう」
「この1年は無駄になるんじゃないか」
そう考えてしまい、眠れない日も何度もあった。
勉強しているはずなのに、頭が回らず、ただ時間だけが過ぎていく感覚。
今思い返しても、あの時期はかなり追い詰められていたと思う。
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浪人中の勉強で反省していること
浪人生活を振り返って、反省点もはっきりしている。
一番大きかったのは、復習をしっかりできていなかったことだ。
授業は受けていたし、問題も解いていた。
でも、「分かったつもり」で先に進んでしまうことが多かった。
本当は、
• なぜ間違えたのか
• どこが理解できていないのか
を丁寧に潰す必要があったと思う。
分からないところがあれば、すぐに聞くこと自体はしていた。
ただ、その後の定着が甘かった。
また、勉強法としては浅く広くを何度も繰り返すスタイルだった。
これはメリットもあったが、
苦手分野を深掘りしきれなかった点では、もっと改善できたと思っている。
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浪人してよかったと思えること
正直に言うと、浪人は楽ではなかった。
それでも、「浪人してよかったか?」と聞かれたら、よかったと思っている。
一番大きいのは、メンタルが強くなったこと。
不安を抱えながらも、
• 毎日決まった時間に起き
• 勉強を続け
• 逃げずに向き合う
この経験は、後になって確実に自分の土台になった。
もう一つは、物事を新しい視点で見られるようになったことだ。
浪人を経験すると、
「失敗=終わり」ではないと実感できる。
一度立ち止まっても、やり直せる。
遠回りに見える選択にも意味がある。
この考え方は、勉強以外の場面でも役に立っている。
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浪人を考えている人へ
もし今、浪人するか迷っている人がいるなら、
「覚悟」と「環境」が大事だと思う。
浪人すれば必ずうまくいくわけではない。
でも、納得できないまま進む後悔と比べて、どちらが自分にとって辛いかは考える価値がある。
成功談じゃなくてもいい。
うまくいかなかった部分や苦しかった経験も含めて、浪人は確実に人を成長させる。
少なくとも自分にとって、あの1年は無駄ではなかった。
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